平成大涅槃図(現、東京・駒沢学園蔵)

画寸460×480 ・ 原紙500×500(一枚漉き)

日本最大の一枚漉き和紙本紙サイズ:縦4.8メートル、横4.6メートル
仕上がりサイズ:縦6.4メートル、横5.22メートル総重量百キロという世界最大級の涅槃図の掛け軸に仕上がった。
1995年の4月から下絵の準備作業に入り、彩色に入ったのは1996年の7月、他に仕事を抱えながらのたいへんな作業だった。
完成したのは暑い夏が過ぎ、モミジが紅葉し始めた10月の末だった。
大正時代に漉かれた 大きな一枚和紙 を広げるには、私のアトリエ以外に適当な場所を探さなければならなかった。
結果、西国20番札所 善峯寺 の釈迦堂奥の薬湯場をお借りして、約3カ月間、制作に没頭することができた。


制作風景 (下絵の写し作業) スタッフ全員で・・・・・。




残念ながら、絵が大きすぎて全容を撮るのは不可能でした。
中央部分より上部の写真です。



日本経済新聞(日経)に
制作記を書きました

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