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東寺曼荼羅 鮮やか写本
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世界遺産・東寺（南区）に伝わる国宝「伝真言院曼荼羅まんだら」の写本を西京区の仏絵師、藤野正観さん（６３）らが完成させ、同区の「京都・仏画館」で２９日から公開する。３１日までで入場無料。 「伝真言院曼荼羅」は、異国風の諸仏が特徴の平安時代の両界曼荼羅。 東寺によると、彩色図としては日本最古のものだという。 今回は、東京都内の寺院から依頼を受けた藤野さんと弟子たちが２年がかりで制作。ほぼ原寸大の縦約１メートル８０、横約１メートル６０の絵絹に、資料や研究者の文献を参考に下図を描き、実物では失われた鮮やかな色彩や諸仏の細部をよみがえらせた。 午前９時から午後５時。問い合わせは、同館（０７５・２０１・３１６０）。 |
